銀座並木通りで50年。

村越画廊は昭和31年に銀座8丁目で開業して以来、明治以降の日本画の専門画廊 として営業を続けて参りました。先代社長・村越伸は三十代で横山操・加山又造・平山郁夫という同世代の作家た ちとともに、戦後の日本画の行く末を模索し続けました。

現在では「巨匠」と呼ばれるこの三作家の作品を中心に、長年の営業実績と信用 を基に、鑑定、コレクションのお手伝いをしております。

また、多摩美で横山、加山の薫陶を受けた作家たち・小泉智英、松下宣廉、堀川 えい子、そして東京芸大において平山郁夫の後輩、教え子であり、今は日本美術 院の中堅作家である野村義照、伊藤深遊木、といった、日本画の伝統に則った確 かな技術を持ち、常に時代を見据えた清新な作品の作り手たちを、企画展を通し て紹介しています。

この他にも、小林古径、小倉遊亀など日本美術院の巨匠たちの作品も、数多く扱っ て参りました。これからコレクションを始めようとお考えの方、またお手持ちの 作品の売却を計画されていらっしゃる方は、どうぞお気軽にご相談ください。

アクセス

東京メトロ銀座線・日比谷線・丸の内線 銀座駅
  B5出口 並木通りを新橋方面へ徒歩2分
JR 有楽町駅より 徒歩5分
JR 新橋駅より 徒歩10分

〒104-0061
東京都中央区銀座6-7-16 岩月ビル8階
TEL:03-3571-2880/8247
FAX:03-3574-0159
営業時間 10:00am-7:00pm
土曜・日曜・祝日:休廊

村越画廊 沿革 社長 櫻井美穂子

1922年(大正11)1月1日、創業者、村越伸、横浜に生まれる。
父は商船の機関長。母の知己を頼り14歳で芝の古美術商本山幽篁堂に丁稚として入り、 主人本山豊美(美術倶楽部専務)のもとで修行、古美術の基礎をたたき込まれる。また、この時期に本山の知人だった速水御舟の義兄、吉田幸三郎の知遇を得、のちに 数多くの御舟作品を扱うことになる。

1948年(昭和23)復員後、銀座で画商として再出発。

1951年(昭和26)旧友の山本孝、志水楠男(後の南画廊)とともに東京画廊を拠点として営業。この時期、御舟作品を武智鉄二氏に、菱田春草《落葉図屏風》を反町茂作氏に納める。一方で、サム・フランシス、フンデルトワッサーなどの最先端の現代美術を扱う。

1956年(昭和31)3月、銀座8丁目に村越画廊を創業。
1986年(昭和61)自叙伝「眼、一筋」(実業之日本社)刊行(1997年に中公文庫化)
2001年(平成13)幾度かの移転を経て、銀座並木通の現店舗に至る。
2005年12月、村越伸の死去に伴い、櫻井美穂子(村越長女)が社長に就任。

画廊にとって、一番大切な仕事は同時代の作家、それも大家だけではなく若手を紹介する企画展をし、作家とファンをつなぐことだと信じて50年間やってきた。オークションが日本の美術市場に定着した今、ますます画商の使命は何かが問われていると思う。幸運にも村越画廊は何人もの優れた作家との出会いに恵まれて今日に至っているが、作家と長く付き合いを続けるために、「誠実であること」「作家をいじめないこと」「扱い作家の作品を私蔵しないこと」を心がけてきたつもりである。

版画廊 沿革 社長 櫻井美穂子

1983年、村越画廊の子会社として設立。
加山又造の版画の版元業務から出発した。その後、ヨーロッパの現代作家の銅版画なども紹介。現在は主に、日本人版画家の新作展、作品集の刊行のほか、人形や立体作品の展示も行っている。日本版画商協同組合会員。